初めての山登りを/親子偏

お父さん、お母さんは登山の経験があるけれど、子供と行くならどんな所に行けばいいのかな?
と、悩まれているなら1度参考にしてみてください。

特に小さい子の山登りには、アクシデントは付きものです。
体力配分なんて出来ずにいっぱい走ったり、飛んだり跳ねたり、虫追いかけたり…
疲れ果てて歩けなくなったり、お腹が減って帰りたくなったり、眠たくなったり…

こんなのは全て当たり前です!!

そんなアクシデントを楽しみつつも、安心安全で、思い出に残る山登りを体験させてあげてください。
場所選び、安心安全、必要な道具、持ち物についてお話をしていきます。

目次

場所選び

まずは「場所」すなわち「山」選びからですね。
子供の目線に合わせるならまずは無理な選択はしないこと。

せっかく行ったのに、遠くて疲れた、登ってみたけど登りきれずに下山した。
山登りの魅力に触れることなく終わってしまい、今後行きたくなくなる可能性だってあります。
まずは山登りは「楽しいことだ」「また行きたいと思ってもらえることが大切です。

家から近い

1時間以内、遠くても2時間以内の場所がいいでしょう。
子供は体力の温存の仕方なんて知りません。

自然の中なんて走りたくなるものです。走らせてあげてください!

虫や鳥に出会い、追いかけたくなるものです。追いかけさせてあげてください!

その為には、周りへの配慮、人の迷惑にならないように、親御さんはしっかり見ていてあげてください!

歩き疲れて、家に着いたらさぞかし気持ちよく眠ることでしょう。
きっとお子さんだけでなく、お父さんお母さんも疲れてすぐにい昼寝がしたくなるはずです。(笑)


すぐ眠れて、また行きたいと思った時にすぐに行ける場所を選んであげれば、次の休日の楽しみ方の候補がきっと増えますよ!

無理のない高さ

これは年齢や体力によって大きく変わるところ。
いつもなら往復1時間の所が、小さい子が一緒となると3倍も4倍にも時間がかかります。
そういうものです。

ですので、無理のない近くの散歩ができるような低い山を選んであげたらいいでしょう。
初めての場所だと、それだけでもテンションが上がって楽しめるものです。
いつもと違う世界に入れたら、そんな世界の魅力に引き込まれていくでしょう。

知っている山

これは登ったことのある山のことです。
どこ休憩場所があるのか、自販機の場所、お手洗いの場所など、ポイントを把握しておくことが大事です。
中にはお手洗いの無いポイントもありますし、先に済ませておく必要もあります。

そんなポイントを事前に把握したうえで登ると、ゴールも分かり余裕が出てくるでしょう。
またお弁当を食べるタイミングとかも、予測しておくとスムーズに行けるでしょう。

土地勘のある場所

山を登る前に何かする場合、どこで何をするか決めておくことです。
逆に下山後に行く場所を決めておくなど・・・

あと近くの山を選ぶ理由として、もしもの時を想定することです。
自然相手ですので、場合によってはけがをする可能性だってあります。
こんな時にすぐに駆け付けることのできる病院を把握しておくなど、もしものことを想定しておくことで、リスクが減ります。

そんな場合でもよく知っている場所は有効な条件だと言えます。

必要な道具

食べ物・飲み物

お昼を山で食べるならお弁当を持って行ったりすると、小さい子は喜ぶでしょう。
荷物を少なくして、ご飯はなしでもいいですが、体力の消耗や、汗のかきかたも普段歩いてるのとは違ってきます。
行動食を多めに用意して、熱中症対策に飲み物も多めに持って行っておきましょう。

着替え

汗をかいた後の着替えはもちろん、山の中は影も多く思たより冷えることもあります。
汗冷えすることもあるので、熱い時期でも一枚軽く羽織れるような上着があれば便利です。

救急用品

使わないにこしたことはない物ですが、消毒液、絆創膏、包帯あたりは持っておいて損はないでしょう。
私は念のために、ポイズンリムーバーをいつも常備しています。
一度も使用したことはありませんが、これも心配事を減らす道具の一つだと思っています。

虫よけ対策

暖かくなってくると虫も増えますから、しっかり対策を!!

牛除けスプレーや腕に着けるだけでよいリングなどいろいろあります。
オニヤンマ君も、虫よけ効果以外に可愛くてテンション上がっちゃいますね(笑)

安全の確保

休憩場所

上記にも述べていますが、休憩場所を把握しておくことです。
体力に余裕がありそうでも、無理のないように休憩を多めにとるなど、休みながらいくことはとても大事です。

あと少し行ったらおやつにしよう」など、ご褒美があると頑張ってくれます(笑)
歩くのが嫌にならないようなプランを考えてあげましょう。

天候

天気の悪い日は避けて、良い日に行ってあげましょう。
土の道だと、天気が良くても前日が雨だとぬかるみが残っているなどはよくあります。

怪我の原因になりますので、天候チェックをしてから問題のなさそうな日を選んであげてください。

まとめ

子供さんに合わせて登る山やコースを選ぶことが重要です。
最近は自然と触れ合う環境が少なくなってきていると思います。
ぜひ、自然を楽しませてあげれるような、初体験をさせてあげてください。

もちろん親御さんも、親子で行く楽しみを味わってほしいと思います。
小さな山でもいつもと違う景色を観ることで、新たな発見をするかもしれません。

ちなみに私は小学生低学年の時に、滋賀県にある伊吹山に登りました。
それまでにも近くの裏山とかには登っていましたが、思い出に一番あるのは伊吹山の山頂です。

リフトで山頂手前まで行き、登った距離は短かったのですが、景色が良くお花が沢山咲いていた記憶があり、思い出にしっかりと残っています。

そんな伊吹山にまた登りに行く予定を立てている所で、とても楽しみにしております(笑)
子供の時に見た景色と、大人になった今見る景色とではまた違うのだろうとワクワクしております。

是非皆様も思い出に残るような山登りをしてください。

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この記事を書いた人

こんにちは!のこのこ申します。
自然を歩き、山々を越え自然の中でキャンプをする。風景の美しさと自然の力に魅了され、トレッキングで新たな世界を探求しています。山の頂上を目指し、歩みを進めることで内なる強さと平穏を見つける喜びを知りました。自然と一体となり、心身を活性化させるこの素晴らしい旅に参加しましょう

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